カテゴリー | 仕事 |
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調査方法 | お得な特典アンケート |
対象地域 | 全国 |
対象年齢 | 20代~60代の男女 |
実施時期 | 2017年10月 |
有効回答数 | 3,587 |
アンケート項目 |
・基本属性に関する質問(職業、家族構成、年収) ・現在の仕事に関する満足度について ・直近1年間の仕事探しのための行動について ・仕事探しの情報源について ・応募につながった情報源について ・採用(内定)につながった情報源について ・今後利用したい情報源について |
全国の20代~60代の男女に最近一年間(2016年9月~2017年8月)で仕事探しのためにどのような行動及び情報源を活用をしたか調査した。
仕事探しをした対象者のうち半数以上の67%が「求人・転職情報を探した(雑誌、フリーペーパー、チラシ、インターネット、携帯サイト、新聞、店頭ポスターなど)」と回答し、ハローワークや人材派遣会社に登録する前に自ら仕事探しをしていることが分かった。
また仕事探しをした対象者のうち約6割が携帯・スマホの「求人情報サイト」を情報源として利用しており、パソコンの「求人情報サイト」を含めると全体の9割の人がインターネット上の求人情報を利用していることが分かった。
全国の20代~60代の男女に現在の仕事に関する満足度を調査した。「雇用形態」、「仕事内容」、「通勤時間」、「勤務時間」、「休日」、「給与」、「職場の雰囲気」、「総合的」の8つの項目に対して「とても満足している」、「まあ満足している」、「どちらともいえない」、「やや不満である」、「とても不満である」の5つの満足度で質問した。
対象者のうち「とても満足している」と答えた割合が多かったのが「通勤時間」で全体の23%の人が回答し、項目ごとだと「とても満足している」「まあ満足している」と答えた人は合わせて57.6%もいた。職場の近くに居住地を探す人が多いことがうかがえる。
次いで満足度の高かったのは「休日」で、項目ごとだと「とても満足している」「まあ満足している」と答えた人は合わせて57%いた。昨今のワークライフバランスの意識の高まりもあり、休日は自分の時間や家族との時間をしっかりと取れている人が多くなっているのかもしれない。
一方で8つの項目に対して「とても不満である」と答えた人が最も多かったのが「給与」で、項目単体でも回答者の32%は給与に対して不満を持っている人だった。
全国の20代~60代の男女に最近一年間(2016年9月~2017年8月)で仕事探しのためにどのような行動をしたか調査した。
最近一年間で仕事探しをした対象者のうち、半数以上の67%が「求人・転職情報を探した(雑誌、フリーペーパー、チラシ、インターネット、携帯サイト、新聞、店頭ポスターなど)」と回答した。
次いで「ハローワークに行った」と答えた人は、全体の16%で、「人材派遣会社に登録した、または仕事を紹介してもらった」と答えた人は15%だった。
仕事探しをした対象者のうちほぼ半数以上は、まずは自ら求人・転職情報を調べるという行動をとっており、気軽に求人・転職情報を手に入れられることができる環境と仕事探しをする際の最初の行動がうかがえた。
最近一年間(2016年9月~2017年8月)で仕事探しをした対象者のうちどのような情報源を利用したか調査した。
対象者のうち半数以上の58%の人が「求人情報サイト(携帯・スマホ)」を利用しており、同様に「求人情報サイト(パソコン)」を利用している人も全体の32%いた。インターネットを活用して求人・転職情報を探している人は、全体の9割も占めることが分かった。
総務省の「2017年版 情報通信白書」によると日本の世帯ごとのスマホ保有率が7割にも増加していることから、求人情報をスマホでいつでも、簡単に探す人が増加している傾向がうかがえる。併せて、企業も求人情報サイトへの求人掲載を積極的に利用していることからも、求人情報と人が集まる場所としての求人情報サイトの人気がうかがえる。
また「無料の求人情報(フリーペーパー)」と答えた人は全体の22%、「ハローワーク」と答えた人は18%だった。「求人情報アプリ」と答えた人は全体の14%と「ハローワーク」に次ぐ情報源だった。一方で企業のホームページの求人を活用する人は全体の4.6%と低い割合となった。
最近一年間(2016年9月~2017年8月)で仕事探しをした対象者のうちどのような情報源が実際の応募につながったかを調査した。
対象者のうち半数以上の65%が「求人情報サイト(パソコン・スマホ・携帯)」を利用して応募に至っていた。前出の通り、まずは求人情報サイトで複数の企業の求人情報を探し、そこで興味を持った求人にそのまま求人情報サイトを利用して応募をしているのがうかがえる。
次いで「友人・知人・家族の紹介」は12%、「ハローワーク」が10%となっていた。
最近一年間(2016年9月~2017年8月)で仕事探しをした対象者が応募した情報源のうちどの情報源が採用(内定)つながったかを調査した。
もっとも割合が大きかったのは「求人情報サイト(携帯・スマホ)」で37%。次いで「求人情報サイト(パソコン)」は17%だった。前出の通り、求人情報サイトを利用して応募をした人は、そのまま採用(内定)につながっている可能性がある。
一方で「友人・知人・家族の紹介」で採用(内定)につながった人も全体の14%もおり、近年のリファラル採用が活性化してきている傾向もうかがえる。
また「求人情報アプリ」から採用(内定)に至った人も7%と低くない結果だった。求人情報サイトがアプリを出している場合もあるが、近年ではアプリを活用して仕事探しをしているひとが多くいることも興味深い結果となった。
全対象者に対して今後仕事を探すときに、利用したいと思う情報源はどれか調査した。
「求人情報サイト(携帯・スマホ)」を情報源として利用したい人は全体の約半数(49.8%)になった。
また「求人情報サイト(パソコン)」は30%で、全体の約7割の人がインターネットを情報源とした仕事探しに興味を持っていた。
「ハローワーク」を利用したい人は全体の25%、「無料の求人情報誌(フリーペーパー)」は19%の人が情報源として興味を持っていた。一方で前出した「求人情報アプリ」に対する興味も高く全体で18%の人が利用意向を持っていた。